多汗症

多汗症とは

多汗症の男性の背中

異常に大量の汗をかいて、日常生活に影響を及ぼしてしまう状態を多汗症と呼びます。人は運動時や入浴時といった生理的な状況で汗をかきますが、多汗症になると、そういった生理的な状況でない時にも大量の汗をかきます。全身に大量の汗をかく「全身性多汗症」と身体の一部で大量の汗をかく「局所多汗症」があります。

多汗症の原因

全身性多汗症、局所性多汗症の原因として、原因の分からない原発性と特定の原因によって発症する続発性があります。

  • 原発性多汗症に影響を与えている可能性がある要因

    • ストレスや緊張による精神的要因
    • 月経や妊娠、更年期などのホルモンバランスの乱れ
    • 食生活の乱れ
  • 続発性多汗症の原因(一例)

    • 悪性リンパ腫
    • 甲状腺機能亢進症(バセドー病)
    • 低血糖
    • 脳梗塞
    • 褐色細胞腫
    • 感染症

多汗症の治療

治療法はいくつかあります。

原発性多汗症の治療

① A型ボツリヌス菌毒素局所注射

注射器とそれを持つ手

ボツリヌス菌という細菌が産生する、神経毒素(A型)によって発汗の指令を出すアセチルコリンを抑制します。効果はおよそ6ヶ月間持続します。当院ではこの治療を行っております。ただし、本治療は保険適用外となるため、費用をご確認いただく必要があります。

② 外用薬

医師が外用薬を見せている

塩化アルミニウム外用薬を使用します。手のひらや足裏、わきの多汗を押さえる第一療法として使用されます。保険適用外となります。

続発性多汗症の治療

続発性多汗症の場合は、原因の病気を治すことが第一となります。
多汗以外に動悸や咳などの他の症状があれば病気に気づけることもありますが、
それらの症状が出ない場合は我慢してしまい、病気の発見が遅れることがあります。
多汗を一つの兆候として捉え、まずは診察を受けて原因を突き止めましょう。

恵比寿形成外科・美容クリニックでは

医師による患者とのカウンセリング風景

多汗症のお悩み解決に向けて症状に合わせた治療をご提案いたします。多汗症について、ご不明な点や聞いておきたいことなどがございましたら、お気軽にお申し付けください。

恵比寿近郊にお勤めされている方や学校に通われている方は、JR・日比谷線恵比寿駅より徒歩1分にある恵比寿形成外科・美容クリニックの美容皮膚科部門を受診ください。

形成外科の疾患一覧

皮膚の腫瘍(できもの)

皮膚の腫瘍イメージ画像

など

目と耳の病気

目と耳の病気イメージ画像

など

傷と傷跡(きずあと)

傷と傷跡イメージ画像

  • 瘢痕修正
  • 切創(切り傷)
  • 擦過傷(すり傷)
  • 刺創(刺し傷)
  • 咬傷(かみ傷)
  • 外傷性の刺青
  • ケロイド
  • 肥厚性瘢痕(盛り上がった傷跡)

など

爪の病気

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体の病気

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など

熱傷(やけど)

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  • 新鮮熱傷
  • 熱傷後瘢痕
  • 小児の熱傷

など

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