包茎手術

包茎とは

包皮が陰茎亀頭を被覆し亀頭が露出していない状態を包茎といいます。そのうち、用手的に包皮を翻転して亀頭を露出できるものを「仮性包茎」、出来ないものを「真性包茎」といいます。当院では「仮性包茎」の自費手術を行っております。

術法について

当院では従来よりおこなわれている、環状切開術（包皮の背面に切開を加えた後、亀頭環状溝にそって環状切開をおこなって包皮を切除し、切断端を縫合します。）のように術後いわゆる「ツートンカラー」にならないように工夫をしています。

余剰包皮は亀頭基部で切除し、縫合線が亀頭基部に一致するようにデザインします。また、包皮小体も温存しますので、裏面からの見た目も良好です。当クリニックでは、傷あとがきれいになるように組織反応が少ない細いナイロン糸を縫合に用いています。ナイロン糸は抜糸が必要です。なお、ご都合により抜糸にこられない方は抜糸不要の吸収性縫合糸を使うことも可能ですのであらかじめお申し出ください。なお、包皮の癒着がある場合は、癒着剥離術を一緒におこないます。